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40代で保育士資格を受験し、合格した私の体験談

40代で保育士資格を受験し、合格した私の体験談をお伝えします。前職は事務職でしたが、もっと人と関わる仕事に就きたいと考えたのがきっかけでした。子どもも中学生になり子育ても少し落ち着いてきたのも、私を後押ししました。家族は私の保育士資格取得挑戦を、心から喜んでくれました。

試験勉強についてですが、私は自宅学習で勉強を進めました。子どもたちに関する法律や制度、発達心理学、保育実践など、幅広い分野について学びました。試験の出題傾向を理解するために、過去問題集を利用しました。勉強に必要な資料は、専門書や公式サイトから入手しました。

勉強を進める中で、年齢や前職が違うことから、同じ目標を持った人たちとの交流ができないのが少し寂しかったです。しかし、TwitterやInstagram上には、同じ目標を持った人たちが集まるグループがあり、そこで情報交換や勉強の励まし合いをしていました。同じ目的を持った人たちとのつながりは、自分のモチベーション維持にとても役立ちました。勉強してると孤独になりやすいので、ネット上でのつながりは大変助かりました。

試験当日は、緊張しましたが、実際に受けてみると、勉強してきた内容が生かせる問題が多かったため、自信を持って取り組むことができました。

保育士実技試験は「音楽」「造形」「言語」の3つの分野から、2つを選択して受験するのですが私は音楽と造形を選びました。自分の保育実践のスキルが試されました。幸いにも、試験官の方々とのコミュニケーションもスムーズにでき、合格することができました。

保育士としての仕事は、子どもたちと一緒に過ごす時間が多いため、体力やコミュニケーション能力が求められます。また、子どもたちの個性や家庭環境など、様々な要素を考慮しながら、的確な保育を提供することが必要です。仕事を始めてからは、子どもたちからの無邪気な笑顔や、成長する様子を見ることができ、自分自身も成長している実感があります。

ただ、40代という年齢での転職は、周りからの理解が得られなかったり、自信を持てなかったりすることがありました。私自身も、「私が保育士になって本当に大丈夫なのか」と不安に思うことがありましたが、勉強を重ねる中で、自分の夢に向かって進んでいることを実感し、自信を持つことができました。

また、保育士として働く上で、様々な人たちと協力して仕事を進めることが必要です。保護者や同僚、上司など、それぞれの立場や考え方が異なるため、コミュニケーション能力が問われます。私は、様々な人たちとコミュニケーションを取りながら、仕事に取り組んでいます。

また、40代という年齢で保育士として働くことには、経験や人生観など、他の職員とは違った価値観や視点を持ち込むことができるというメリットがあると、保育園の園長先生が話してくれました。自分がこれまで培ってきた経験や知識を活かしながら子どもたちと関わることができるのは、とてもやりがいを感じることができます。

以上が、私が40代で保育士資格を取得し、保育士として働いていく中で感じたことです。年齢や前職にとらわれず、自分が本当にやりたいことに向かって進むことが大切だと感じました。また、勉強や仕事において、人とのつながりやコミュニケーション能力が重要であることも再認識しました。

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